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ふたりはともだち


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がまくんとかえるくんはともだちです。がまくんはマイペース。かえるくんはやさしくてしっかり者。
ある日がまくんはポストの前で「一日のうちで郵便を待つ時間が一番悲しい」と自分に手紙が一度も来たことがないと嘆きます。
かえるくんは急いで家に帰って手紙を書いて、それをかたつむりくんに託します。
手紙には『親愛なる がまがえるくん。ぼくは、きみが ぼくの親友であることを、うれしく思っています。
きみの親友、かえる。』と書いてあります。
かえるくんは手紙を出したことをがまくんに伝え、ふたりで届くのを待つというお話です。



ローベルといったらまずはこの1冊!がまくんとかえるくんのお話です。
中でも「おてがみ」は小学校の教科書にも採用されています。
ふたりの飾らない、自然で素直なやりとり(子供ならでは)が面白く、
その上にすっと心に染み込むほんのちょっとしたお互いへの思いやり。
この加減が絶妙!!!

大人になった今だからこそ、何度でも読み返したくなる名作です。






 アーノルド・ローベル(Arnold Lobel)
1933年アメリカ ロサンゼルス生まれ。病気がちで不幸な少年時代を過ごし、高校卒業後ブルックリンの「プラット・インスティテュート」に入学。ここで本のイラストレーションを学びます。ポーランド生まれのアニタ・ローベルと出会って結婚。彼女も絵本作家で、ローベルが文、彼女が作画を担当した絵本『わたしの庭のバラの花』なども出版されています。「ふたりはともだち」でコルデコット賞次賞と全米図書賞、「ふたりはいっしょ」でニューベリー賞、「どうぶつものがたり」でコルデコット賞を受賞している20世紀アメリカを代表する絵本作家の一人です。他に「ふくろうくん」「おはなしばんざい」(以上文化出版局刊)など。1987年ニューヨークの病院で他界、リンカーンセンターで追悼の会が行われました。 {抜粋}






ローベルの絵本はすべて持っているほど、大好きな絵本作家の一人です。
この人の作品は、どれを読んでも心の中がじ~んとします。
それは、絵本にありがちな道徳を教えるみたいな押し売りではなく、
ほんとうにあっさりした文体なのに言葉の意味が深く、心に響いてきます。
それは、いつの時代にも人として大切にしなければならない
エッセンスがたくさん入った絵本だからです。




大人の方でも、もしお時間があったらぜひこの絵本を一冊手に取ってみて下さい。

心がほっこりしますよ!
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by penseeflower | 2009-03-14 00:07 | すきなこと