2009年 01月 27日
林 明子さん ~はじめてのおつかい~
「はじめてのおつかい」
あらすじ
いつつ(5歳)のみいちゃんは、ある日ままからおつかいを頼まれます。
「あかちゃんの ぎゅうにゅうが ほしいんだけど、まま ちょっといそがしいの。ひとりでかってこられる?」
いままで一人で出かけたことが一度もなかったみいちゃんは驚いて飛び上がりますが、「うん!」と引き受けます。
百円玉を2つ握りしめて、坂のてっぺんにあるお店まで向かいます。道中どきどきのみいちゃんは坂で転んでしまい、手足がじんじん、百円玉がころころ...
お店では声を振り絞って「ぎゅうにゅう くださあい!」と叫びますが、なかなかお店のおばさんに気づいてもらえません。ようやく牛乳を買うことが出来てほっとして、ずっと我慢していた涙がぽろりとこぼれます。
帰り道、坂の下で、ままが赤ちゃんをだっこして手を振っていました。
久しぶりに“はじめてのおつかい”を読んだ!
この本が大好きな人は多いはず、それはきっと読んでいるうちに
読みてもその子と同じ気持ちになってハラハラドキドキしながら
読み進めていってしまうからだろう・・・
絵の描き方もきちんとそのこの目線で描かれている。
何度読み返しても飽きない本のひとつだ・・・
by penseeflower
| 2009-01-27 00:22
| すきなこと